みなさんが、最近読んだ本はなんですか?
小説やビジネス書、レシピ本に雑誌。人によってさまざまだと思います。
では、子供の頃は何をよく読んでいましたか?
きっと絵本を読んでいた人が多いのではないでしょうか。
大人になると活字を読むことが多くなり、それと同時に絵本を読む機会は減り、いつしか絵本は子供にとって良い影響を与えてくれる本として認識されることも多くなりました。
もちろん、間違いではなく、絵本は子供にとって素敵な贈り物をしてくれます。
しかし、その素敵な贈り物は、子供にだけ届けられる特権ではないのです。
絵本の不思議な力は大人、そうあなたにもきちんと届けられるのです。
そこで今回は、子供にではなく大人のあなたへフォーカスして絵本の不思議な力についてお伝えしていきます。
大人のみなさんの強い味方
絵本には癒しの効果があることや想像力が鍛えられることがよく言われていますよね。
その効果も、絵本を読むことで得られるとても素敵な効能ですが、それだけではありません。
大人になると、社会に出て慣れないことやしなければならないことに追われてしまうこともあります。
そこで生まれてしまうストレスや疲れは蓄積され、いつしか自律神経を乱し、睡眠を妨げ負の連鎖を引き起こしてしまうこともあります。
そんな負の連鎖にならないように助けてくれるのが、実は絵本なのです。
絵本の力に着目した人たちが、絵本の持っている様々な力を最大化できるように作られたものの中には、自律訓練法がベースになっているものや安眠効果が期待できるものもあるんです。
大人の睡眠不足も救う絵本
よく、子供が眠くなるように考えられて作られた絵本や想像力を膨らませてリラックスしやすくなる絵本などを見かけますよね。
子供用にと作られたものでも、実は大人にも効果があります。
理由は、子供にしかないものを使って眠りに誘っているわけではなく、人の眠気を誘う手法をうまくとりいれて作っているためです。
そのため、入り口は子供の入眠用だったかもしれませんが、その効果は大人にも等しく期待できるものなのです。
大人だからこそ読んでほしい
さらに、大人になって絵本を読む魅力のもう1つは、大人だからこそ発見できる気づきや学びがあることです。
子供の頃に何度も読んだ絵本であっても、大人になってから読むと、同じ絵本のはずなのにそこにある世界が全く違って見えることが珍しくないのです。
これをきっかけに、新たなメッセージに出会え、新しい感情や考えが芽生え、鬱々とした悩みの解決のヒントになったという人もいます。
もし何をやっても気分が晴れなかった時には、懐かしい絵本やなんとなく気になる絵本を手に取ってみてはいかがでしょうか。